光起電力ストリング溶接機

赤外線加熱またはレーザー溶接技術を使用し、はんだコーティングされたリボンをセルの主グリッドラインに高速で溶接し、高い導電性を持つ直列回路を形成します。
この装置は主に制御システム、溶接システム、冷却システム、作業台で構成されており、溶接品質と効率を確保しながらセルを高温で接合します。
溶接システムは装置の中核部分であり、溶接ヘッド、供給装置、クランプなどを含みます。溶接ヘッドはリボンを加熱して溶融させ、セル同士を接続します。供給装置はセルを連続的に供給し、クランプは溶接中にセルがずれないように固定します。
この溶接原理は、金属の融点と熱伝導率に基づいています。溶接ヘッドの温度はリボンの融点より高く、セルとリボンの熱伝導特性が近いため、高効率な溶接が可能となります。
太陽電池ストリング溶接機は高効率・高安定性・高信頼性を備え、大量生産に適しており、太陽電池セルを設計どおりに接続してストリング（直列回路）を形成する工程で使用されます。

CT-CH-1000は166mm×1/2 IBCセルの溶接に対応し、さまざまな形態のIBCセル溶接を実現します。IBCセル（1/2）面取りセルの表裏両面同時溶接、および前後方向の面取り溶接要求を満たすことができま。赤外線加熱方式を採用し、分割溶接を実施。溶接温度と出力はクローズドループ制御により安定制御され、温度上昇が穏やかで、熱衝撃が小さく、セルの破損率を効果的に低減します。最大生産能力：≤1000枚/時（給紙機構付き）。